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秋の工作前の第一歩!

朝夕と急に肌寒い日が増えてきました。夕焼け空・枯れ葉の匂い・虫の声・食べ物・・・様々な物から季節の移り変わりを感じられるようになりました。
さて、この季節に子ども達と散歩に出かけると、必ずと言っていいほどポケットがパンパンになっています。そう!もちろん正体は「どんぐり」です。様々な色や形や大きさで持ち帰りたくなる気持ちもわかりますよね!

でも持ち帰ってそのまま放置していると・・・この先の光景は一度は目にした事があると思います。
そこで今回は持ち帰ったどんぐりの下処理の方法を紹介したいと思います!


~ 下処理について! ~

冒頭でもあげたように、放置していたどんぐりから小さな来訪者が出てくるのは、地上に落ちたどんぐりの大半に、虫の卵が産みつけられているからです。後からこの虫が出てこないように、先に処理しておくのがいいでしょう。その代表的な方法が「煮沸」と「冷凍」です。

「煮沸」

1.不要なお鍋にどんぐりとどんぐりの倍以上の量の水を入れます。
(ここで、浮いてきているどんぐりは虫に食べられている可能性があるので取り除きます)

2.火にかけ、沸騰したら弱火~中火でグツグツ煮ます。

3.3~5分ほど沸騰でOKです。
長く煮すぎるとどんぐりの皮が破れてしまったりするので様子を見て止めて下さい。
4.ザルにあげます。

5.水気をしっかり切って、キッチンペーパーやタオルなどで、軽くふきます。

6.平らなザルや新聞紙などにドングリを並べて、日陰で乾燥させます。
※ 3日~1週間くらいしっかりと乾燥させて出来上がりです。


「冷凍」

1.どんぐりは、穴が開いているものなどは予め取り除いておきます。

2.ドングリをジップロックなどの密閉できる袋や容器に入れて、冷凍庫へ入れます。


3.期間は、2日~1週間くらいでOKです。

4.新聞紙などの上に広げて、通気性のいい場所でしっかりと乾燥させます。

このような方法を用いて虫対策の下処理を行い「どんぐりごま」や「やじろべえ」などお好きなように工作に活用してみて下さいね!
今回は身近な「どんぐり」のお話でした!この他にも種類や育て方の話など、どんぐりはまだまだ奥が深いので、一度調べてみるのも楽しいかもしれませんね~。

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