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平成30年度 研究記録・・・
平成30年度 ひばり組・3歳児 研究発表
テーマ 『製作あそび』
<はじめに>

 製作遊びを研究テーマとし、1年間を通して子どもの様子を見守った。
製作遊びの中でも、3歳児というこの時期は特に指先が発達するという事で、主に指先を使った製作遊びを取り入れた。指先を動かす事は知能の発達にも繋がっており、自然と集中力も育まれるようである。
「ちぎる」「切る」「折る」「描く」の動作が入った遊びを、月ごとに楽しんだ。
最近では、生活する環境が便利になり、指先を動かす機会が減っているとので、園でその機会を作り、製作遊びを通して、集中力や考える力も育みたいと考えた。
 また、こうしたらどうなるのだろうという疑問を遊びに繋げて展開させたり、工夫したりするなど、
イメージを膨らませ表現する楽しさを味わえたらと考えた。
 遊びの中で、挑戦し達成感を味わう事や、他児や保育教諭と楽しさを共有する事も大切にし、保育を進めた。

前期(4月〜9月)
〇4月
◎団子入れ製作
〜製作方法〜
・折り紙をちぎり、牛乳パックにのりで貼り付けていく。
〜子どもの様子〜
・初めての団子入れという事でとても嬉しそうであった。
・折り紙をちぎる際は、細かくちぎる子どももいれば、
 1回ちぎって終わろうとする子どももいた。
・指先でちぎるのではなく、指の腹でちぎろうとする子どももいる等、
 難しそうにしていた。また、指先の力も弱い様に感じた。
・紙を裂くのではなく、引っ張るようにちぎっている為なかなか上手く
 ちぎれない様子もあった。
 
◎こいのぼり製作
〜製作方法〜 ※@Aとも目はペンで描く。
@… 四つ切折り紙を三角形に折り、うろこを作る。
A… 細長い画用紙をはさみで1回切りする。(ひばり組になってからは初めてはさみ使用)
〜子どもの様子〜
@…



A…




・指先を使い角と角を合わせることが難しく、手の平で押さえつけるように折っていた。
 その為、角が合わずゆがんだ三角形になる。
・しっかり折り筋が付ける様に「アイロンをかけてね」と伝える。
・1人5枚ほど折ったが、すぐに「出来ない」という姿が多かった。
・はさみに興味を持ち切る事を楽しんでいたが、持ち方がばらばらであった。
 グーパーグーパーの動きが難しく保育教諭と一緒に行う。
・両脇を開き、親指を下にして持つ子どももいた。
・1回切りした際の画用紙の形が様々で自分の切った形に興味を持って見ていた。

〇5月
◎絵を描く(クレヨンを使用し個々に絵を描く)
〜子どもの様子〜
・ほとんどの子どもが何を描こうか考える前に好きな色を手に取り、なぐり描きする姿が多く見られた。
・中には顔を描いたり、キャラクターを描く子どももいたが、
 体のある人の絵を描く姿は見られなかった。
・描いている内に色を重ねていき、色が混ざる面白さに気付く。画用紙が黒くなっている子どももいた。
 
 
◎線の1回切り
〜製作方法〜
・線を描いた画用紙を用意し、はさみで切る。
〜子どもの様子〜
・家ではさみを使用している子どもはスムーズに 長い直線も切る事が出来る。
・はさみの動かし方が難しく、はさみを進めていく事が出来ずに同じ所を何度も切る姿がみられた。
・長い直線を最後まで切ることが出来た際には達成感を味わい満足気な様子であった。
 


◎くるくるコプター作り
〜製作方法〜
・折り紙を折り、最後にハサミで切れ目を入れる。
〜子どもの様子〜
・一斉にせず数人ずつ折り紙を折り作った。
担任が傍で説明する事で、子どもたちも安心して取り組めていた様に思う。
・折り紙の端と端を揃える事や、しっかり折り筋を付ける事は難しい様子で補助が必要であった
・くるくるコプターは、頭上から下に落とすと、くるくる回り落下して行くという物で、子どもたちも面白さを感じ、楽しんで取り組んでいた。
自分で作った物で遊ぶ楽しさを感じていた様に思う。
 

     
〇6月
◎七夕製作(貝飾り)
〜製作方法〜
・折り紙を折る、ハサミで切り込みを入れる。
〜子どもの様子〜
・“貝飾り”というものがイメージしにくい様子であったが、
 見本を見ると“作ってみたい”と興味を示していた。
・折り紙を半分に折る工程は、三角に折るよりも簡単そうであったが、片方の角を合わせると
 反対側の角がずれてしまい“手で押さえながら折る”ということが難しいようであった。
・自分で考えて切っていく事はまだ難しかったので、保育教諭が線を描き、線に合わせて切った。
 線がない所でハサミを止める事が出来ず、折り紙を最後まで切ってしまい切断してしまう姿も見られた。
・自分の作った物が形になる喜びを感じ、嬉しそうに貝飾りを眺める子どもたちであった。
 
〇7月
◎ストロー切り、紐通し
〜製作方法〜
・ストローを細かくはさみで切っていく。
・糸の先にテープを付けてストローが落ちない様にし、糸にストローを通していく。
〜子どもの様子〜
・はさみの先端を使い切ろうとする子どもが多く、ストローが曲がり上手く切れていなかったが、
 コツを掴むと集中して切り進めていた。
・糸に通す際は、手先に力を入れ集中しないと上手く入らず細い糸を安定させて
 持つ事が難しそうであった。
 長い糸も用意したが最後まで挑戦し取り組む事が出来ていた。
・通した物を部屋に飾ると、のれんの様になり、嬉しそうに見ていた。
 
 
◎うちわ製作
〜製作方法〜
・背景は海をイメージし、タンポでスタンピングしていく。
・魚は折り紙で折る。
・海草は画用紙をちぎり作る。
〜子どもの様子〜
・海草作りや海の色を考えるにあたって、海の中というイメージが難しかった様で
 保育教諭がスイミーの絵本を読む。
・スタンプや折り紙の魚、海草など組み合わせていく中で出来上がっていくおもしろさ、
 嬉しさを感じている様子であった。
・それぞれ魚の向きや表情が違い、他児の作品を見るのも楽しさの1つであった。
・勢いよく画用紙をちぎると、画用紙の先がくるっと丸まる事に気付き、興味を持って取り組んでいた。
 
 
〇8月
◎お買いものごっこに向けて食べ物作り
(おにぎり)
〜製作方法〜
・折り紙を三角に折り、海苔を貼っておにぎりを作るなど
 作りたい物を考えて製作する。
〜子どもの様子〜
・折り紙の三角折りが上手になっている印象を受けた。
・おにぎりが完成すると「つぎは○○作りたい!」とひらめき、
 形にする楽しさを味わっていた。
・全員がつくるのではなく、コーナー遊びの中で製作コーナーを設け、子どもたちが自由に取り組める環境をつくった。意欲的な子どもの姿が見られた。
(ラーメン)
〜製作方法〜
・ハサミで画用紙を細く切り、ラーメンを作る。
・ラーメンの具材を考え、切ったりちぎったりして好きな具材を入れる。
〜子どもの様子〜
・ラーメンに何が入っているかを考えながら作っていく姿が見られたが、
  様々な形を作る姿はほとんどなく、色を変えてラーメンと同じように四角く 切ったり細く切る子どもが多かった。
・ハサミの正しい持ち方は定着してきたが、自分の方に向かって切ったり
 ハサミを横に向けて切ったりと正しい切り方ではなかった。
〇9月
◎お買い物ごっこ
〜子どもの様子〜
・製作した食べ物を使用し、初めてお店屋さんごっこを行う。
お店屋さんは三角巾とエプロン、お客さんはカバンを持ち、役になりきって楽しむ子どもたちであった。
・買った食べ物を「おいしい」と言いながら食べたり買い物後のごっこ遊びも楽しんでいた。
 
◎小麦粉粘土
〜製作方法〜
・食紅を使い、白赤黄緑の小麦粉粘土を用意し、それぞれに食べ物を作る。
・最後は机ごとで作った食べ物をお弁当箱に詰め、グループのお弁当を作っている。
〜子どもの様子〜
・お店屋さんごっこをしていた事もあり、お店屋さんで作っている食べ物をイメージして作る姿が多かった。
・食べ物を作るだけでなく、色を混ぜる楽しさも感じている様であった。
 “赤+黄=オレンジ”などの色の発見もあった。
・丸める、伸ばす、巻くなど様々な方法を使って食べ物を完成させていた。
 
〇10月
◎顔作り
〜製作方法〜
・丸が描いてある画用紙をはさみで切り、顔の輪郭を作る。
・目や髪の毛は自由に作成する。(画用紙をちぎる、はさみで好きな形に切る)
〜子どもの様子〜
・初めは線の上を切るということが難しく、線を無視してまっすぐ切り進める姿が見られたが、
 次第にはさみの使い方にも慣れてほとんどの子どもが線通りの丸を切れるようになった。
・角の付いた丸になっている物もあったが、“1人で丸を切れた“という事に喜びを感じ、
 達成感を味わう姿が見られた。
・自分の姿を思い出し、髪の毛にゴムを付けたり、笑っている顔にしたりする子どももいたが、
 イメージしたものを形にするということは少し難しい様にも感じた。
・みんなの顔を並べて部屋に飾ると「あれは○○ちゃんやな」と眺めて会話する姿が見られた。
〇11月
◎染め布
〜製作方法〜
・グループに分かれて布を絵具で染める。
〜子どもの様子〜
・色の付いた水に手を入れる事に緊張した様子であったが、何色になるのか興味をもって取り組んでいた。
・白かった布が緑色や黄色になる不思議を感じ、完成を喜ぶ子どもたちであった。
・染めた後は洗濯バサミに干したり、乾いた布を畳んだりと最後まで丁寧に取り組む姿が見られた。

※染めた布は、ミュージックフェアのリトミックで使用する。
 

◎お買い物ごっこ
〜製作方法〜
・お金を作る
〜子どもの様子〜
・数字を書くことは難しかったが、描ける他児の真似をして
 描こうとする姿も見られた。お金のやりとりを取り入れる事で、
 よりごっこ遊びが広がり、子ども同士のやりとりも増えていた。
・以前は、何も言わずに欲しい物をもらう姿もあったが、
 言葉で伝える姿も多く見られた。


◎製作ではないが、手先が器用になり、集中して積み木を積み上げれるようになる。
・積み木遊びでは他児との協力する姿や、慎重に置くよう意識する姿もみられた。
〇12月
◎布を使ってリース作り
〜製作方法〜
・画用紙をねじり、リースの土台をつくる。
・ボンドでどんぐりや星の型抜きを飾り付けていく。
・布をリースの土台に巻き付けていく。
〜子どもの様子〜
・“ねじる”という動作は初めてで、難しそうにしていた。画用紙が破れてしまう子どもも多かった。
 細かくねじるというより、大きく3か所くらいをねじっていた。
・どんぐりや星をつける細かい作業も集中して取り組んでいた。
・布を巻き付けていく際には、色合いや数を考えながら巻きつけ、完成させる子どもたちであった。
・工程が増えても集中して、そして考えて取り組めるようになっている。
・以前作った顔や散歩で拾ったどんぐり、ミュージックフェアで使用した布を飾り
  完成させた事で見通しを持った製作が出来た。

 
〇1月 絵本「ねずみのでんしゃ
◎食べ物作り(ホットドック)
〜製作方法〜
・折り紙を折って作る。
〜子どもの様子〜
・数人ずつ行うが、担任の説明をよく聞き取り組んでいた。
・ほとんどの子どもが1人で折ることが出来、成長を感じた。
・1回折ると、それを覚えて次は自分で思い出しながら折り完成させる子どももいた。
・四角い折り紙から、ホットドックが完成する驚きと嬉しさを感じているようであった。
 
◎お人形作り
〜製作方法〜
・紙コップを体に見立て、折り紙をちぎって貼り、服を作る毛糸を髪の毛にして顔はペンで描く。
〜子どもの様子〜
・顔の表情は様々で、描きにくいカップの側面に上手に描いていた。
・服作りは時間がかかったが、途中で止める事なく、最後まで集中して丁寧に作っていた。
 
◎絵本作り
〜製作方法〜
・お部屋にある絵本などを真似て、字や絵を描く。
〜子どもの様子〜
・「好きな絵を描いて絵本を作ろう」というところから始めるが、イメージがしにくい様子であった為お部屋にある絵本を見て作る。
・字に興味が出てきたこともあり、絵よりも字を多く書く子もいた。
・絵を真似て描くのが随分と上手になり、真似ている絵本により近い絵を描く事が出来ていた。
 
 
◎お買い物ごっこ
〜子どもの様子〜
・以前のお店屋さんごっこでは、製作した物とお部屋にある玩具を組み合わせて商品にしていたが、
  今回は製作した物だけを使用する。
「○○が作ったやつ買ってくれた」など売れる喜びを知ったり、自分が作った物を買う喜びを
  知ったりと商品に親しみを持てた事で、よりリアルなお店屋さんごっこになった。
・お店屋さんに向けて何が必要かを皆で考え、レジとバーコードを作る。
 他にも「(ホットドッグを焼く)オーブン作ろう」など
 子どもたちの方からのリクエストがどんどんと出てきた。
・回数を重ねるごとにお店屋さんごっこのイメージが膨らみ、期待を持って参加していた。
 
◎凧の製作
〜製作内容〜
・ビニール袋に好きな絵を描く。
・すずらんテープを細かく裂く。
〜子どもの様子〜
・顔を描く姿が多く見られた。表情は様々で、顔全体を描いたり、顔のパーツだけを大きく描く子どもなど描き方も様々であった。
・色は一色ではなく、パーツごとに変えたりと何色もの色を使うようになる。
・すずらんテープを裂くのは初めての工程だったので、裂くことを楽しむ子どもたちであった。
 
 
〇2月
◎鬼のお面
〜製作内容〜
・自分でイメージした顔のパーツをハサミで切り、紙袋に貼っていく。
・すずらんテープを髪の毛に見立て、裂いていく。
・角を丸め、テープで貼る。
〜子どもの様子〜
・細かいパーツでもハサミで上手に切り進めれるようになる。
 黒目など小さい丸を切るのは、苦戦していた。
・保育教諭が線などを書かず、自分でイメージした物をハサミで切って
 作っていったが、何も書いていない画用紙を切るのは難しく、
 戸惑う姿あった。
 鉛筆で線を書いてから切る事を勧めると、スムーズに作り進めていく
 子どもたちであった。
・個々にイメージを膨らませ、怒った顔や笑った顔、舌を出した顔など
 様々な表情の鬼が出来上がった。

 

◎お雛様製作
・顔の形をハサミで切り、パーツをクレヨンで描く。
・着物とびょうぶを折り紙で折る。
・台紙にびょうぶ、お雛様とお内裏様、桃の花を貼りつける。
〜子どもの様子〜
・2日間に分け、全員での製作に取り組むが、保育教諭の話をよく聞き、取り組めていた。
・折り紙では、どこまで折るという目印が明確にない工程があり、“この辺りまで折る”
 という曖昧な事に戸惑う姿が見られた。端と端を合わせて折るという事は随分と上手になっている。
・桃の花を貼る時は少なく、お雛様を貼る時は多くなど、のりの量の調節が難しく、
 台紙がベタベタになる子どもがいた。
・全員で製作をする事で、自分の分が終わると、出来ていない友達を気にしたり、
 「こうするんやで」と教えてあげる姿が多く見られた。
   
◎フォトフレーム作り
〜製作方法〜
・オクラを桜に見立て、台紙にスタンプしていく。
・散歩で拾った枝を貼り付け、フレームを付けていく。
・桜の花の切り絵を作る。

〜子どもの様子〜
・オクラスタンプでは、色や配置を考え、スタンプする子どもたちであった。
・切り絵に初めて取り組む。


〇3月
◎大きな桜の木作り
〜製作方法〜
・大きな模造紙に全員で桜の木を作る。
 一年間の集大成として、自然物・折り紙・画用紙などの様々な素材を使い、
 折る・ちぎる・塗る・描くなどの様々な技法を使って取り組む。

 ※出来上がった作品は、はと組の卒園式にも飾る。
 
【年間】
◎塗り絵・お絵描き
〜製作方法〜
・子どもたちと塗り絵のイラストを決める。
 うさぎ・くるま・りぼん・おばけの簡単な塗り絵から始める。
 塗り絵は様々な絵を用意し、後期では細かい塗り絵を用意する。
・8月から色鉛筆の使用を開始し、その後自由遊びでも塗り絵コーナーを設ける。
・11月には子どもたちが塗り絵の紙を自由に取れる引き出しを設置し、より楽しめるようにする。
〜子どもの様子〜
・当初は色鉛筆に慣れていない為、正しく持てなかったり、筆圧が薄かったりしたが、正しい持ち方や
 姿勢を伝えながら見守ると2か月ほど経つと正しい持ち方も定着し、筆圧も少しずつ濃くなる。
・塗り絵の紙の裏にお絵描きをするなど、塗り絵と同様にお絵描きも楽しむという様子が多くなった。
・当初は集中力が続かず、ぐちゃぐちゃと雑に塗るだけで「出来た」という子どもが多くいた。
“1日2枚”“途中の物はお道具箱に直しておく”などの約束事を決め、
 丁寧に取り組めるよう環境を作った事で、紙を大切に使う姿が増えていった。
・後期になり、黒の線の内側を塗るという事が意識付き、塗れたことだけでなく、
 線からはみ出なかった事を喜ぶ様子が見られる様になった。
・カラフルに塗ったり、一色で丁寧に塗る子どもなどそれぞれの個性が表れ、
 友達と見せ合い、出来た喜びを共感している様子であった。
(前期)
 
   
(後期)
   
 
<まとめ>
 座って行う製作ばかりでなく、紙コプターやお店屋さんごっこの商品などの作って遊べる物を取り入れた事で、製作により意欲的になり、楽しんで取り組む姿が見られ嬉しく思った。
  当初は集中力が続かず、「もういい」とすぐに製作を終えてしまう姿が多くあったが、次第に集中力も身に付き、最後まで丁寧に取り組めるようになってきた。製作だけでなく、絵本の時間や担任の話を聞く際にも集中力がついてきた様に感じる事が多くなった。
集中力が養われた後期には、全員で一斉に行う製作を取り入れた。

  集中力や理解力が付いてきた事もあり、担任の話を聞く環境が出来ていた。また、一斉に行った事で子ども同士で教え合う姿が見られたり、出来た喜びを共有する姿があり、製作を通しての関わりが見られるようになった。
  塗り絵やお絵描き、お店屋さんごっこは年間を通して取り組んだ事で、成長が大きく分かった。 子どもたちの描く姿や意欲的に取り組む際の言動はとても素晴らしく、様々な方法で表現する子どもたちの姿を大切にしていかなければならないと改めて感じた。